■ ダウンジングの起源 |
西洋ではダウンジング(またはディバイニング)、東洋ではフーチと呼ばれています。
すべてペンデュラムやロッドを用いて、選者の無意識下に存在する予知能力や透視といった、第六感的感性をその道具の動き方に反映させ、判断させるものです。
簡単に言えば「自分の中の第六感を引き出すもの」といわれています。
その起源については、旧約聖書やサハラ砂漠で発見されたタッシリの岩壁画をもととした説など諸説があります。
これらの説を通していえるのは、もともと呪術的、宗教的要素で利用されていたものが、水脈や鉱脈の発見といった手段に進化することで、一般にも広く浸透していくことになったということです。
現在では、風水の龍脈の測定、地相・家相のエネルギーの吉凶判断、人や失せ物などを探すマップダウンジング、健康状態などの判断など様々な形で応用されています。
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■ ペンデュラムを作る |
◆ペンデュラム
5円玉と、50cmぐらいの紐(タコ糸のような細くて丈夫なもの)を用意します。
5円玉の中心に紐を通して、端どうしをしっかり結びましょう。
これで出来上がりです。
◆ロッド
同様にロッドも簡単に作れます。
針金のハンガーを用意し、くの字型に曲げれば完成です。
◆このほか、パワーストンや占いグッズを扱うショップ、ジュエリーショップなどで、とても美しいアクセサリーのようなペンデュラムが売っています。
また、自分が気に入ってるネックレスを利用する方法もあります。
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■ 実際に占ってみる |
では、さっそく始めてみましょう。
◆まず、机に向かって姿勢を正して座ります
利き腕の肘を机の上に立てて、動かさないようにします。
親指と人差し指で適当な長さにペンデュラムの紐を持ち、ペンデュラムの先が机につかないように垂らします。
◆質問は心の中で問いかけます
自分でイエスとノーの動き方を決めておきます。通常はイエスなら縦揺れ、時計回り。ノーなら横揺れ、反時計回りです。
◆少し練習をしてみましょう
肩の力を抜き、リラックスして行います。
「縦に揺れる」「横に揺れる」「右回りをする」「左回りをする」と念じてみましょう。自由に動くようになれば、実占いに挑戦してみましょう。
◆実占いに挑戦しましょう
質問は曖昧なものではなく、イエス、ノーで答えることができるものにします。そうでなければ結果はでませんので注意しましょう。
例1、健康状態を探る
手のひらの上にペンデュラムを垂らし、「いまパワーはあるか?」と心の中で問いかけます。
例2、失せ物を探す
テーブルの上にペンデュラムを垂らし、いくつか思い当たる場所を順に問いかけていきます。
大きく揺れた場所に実際に行き、適当な場所で「リングはどこにあるか?」と方向を問いかけます。
三角測定を使って、ダウンジングを繰り返します。
例3、相手の気持ちを探る
相手の名前を紙に書きます。その上にペンデュラムを垂らし、「○○さんは私に好意をもっているか?」と問いかけます。
この場合、自分の欲が入ってしまいがちなので、お友達などにしてもらった方が良いかもしれません。その際、相手の名前は自分で書いてくださいね。
この方法の応用で、いろいろな質問をすることができます。
例えば、ナンバーズの数字を知りたいときは、数字を書いた紙の上で、ダウンジングをするわけです。
ダウンジングの話になると、よくこの点を聞かれるのですが、欲があるとまず当りません^^;
実際、連続当選した人も知っていますが、それはよっぽど適性のある人で例外だと思います。
ちなみに私は当選したとき、小額でしたが全額寄付しました。ただ自分の能力がどれぐらいか試すつもりだったので。
しかしダウンジングは技術という側面もあるので、練習を重ねることで的中率を上げることは可能だと思います。 |
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■ 補足 |
ダウンジングは技術である側面もあります。
反復練習することで、潜在的な力がスムーズに表出されるようになり、比例して対応できる問いかけもより高度なものが可能となります。
気持ちが不安的なとき、健康状態が優れないときなどはさけましょう。
また問いかけた質問に対し、結果をあらかじめ予測したり、希望的観測が入り込むと、ダウンジングは成立しません。
どの占いでもいえることですが、問いかけははっきりとした形にしましょう。曖昧な問いかけでは答えはでません。
私たちが日常でどうダウンジングを活用できるか、以下に例をあげてみました。
1、家の中などで、失くした物を探す
2、薬や食品、化粧品など、自分への適性やアレルギーを探る
3、健康状態を探る
4、相手の気持ちを探る
など、すぐに活用できると思います。
慣れてくると、色々と自分なりのアレンジができるでしょう。
ただしプロではないので、結果を鵜呑みにしすぎたり、他人への強要はしないでくださいね。
では、プロのダウザーはどんなことができるのでしょう?
1、水脈や気の流れ、土地のエネルギーを探ることで、問題があれば障害を取り除く
2、行方不明の人を探す(マップダウンジング)
などが代表的なことです。
もちろんプロのダウザーがいつでも100%の確率でダウンジングできるというわけではありません。
これからダウンジングに挑戦する方も、最初はうまくいかないこともあるかもしれません。
しかし最初に書いたとおり、ダウンジングは技術の側面もあります。自分なりの楽しいトレーニング方法を開発することにより、次第に上達していきます。
これも何事にもいえることですが、継続は力なりです。一人ではなくお友達や仲間と挑戦していくことによって、長続きすると思います。
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